術後の可動域(足首)+バランス機能改善
全身の各関節の協調性もUP!
週1〜2集団レッスン
6ヶ月間の成果
膝・股関節・脊柱の連携もUP
- 足首(手術した側)の可動域 15→20°
術後リハビリも通いながらトレーニングを活用頂く。皮膚の拘縮もあるため、コツコツ可動域を広げていきながら機能改善に取り組む。足首の可動域を参考可動域20°を目指して広げていくことと並行して荷重時の関節ポジションをコントロールできるように身体にすり込みしていきました。また、体幹の機能も向上させることでバランスがより良くなるので、合わせてアプローチ。今後は、筋力も向上していけるようにトレーニングしていく予定。
詳しく知りたい方向け 専門的解説
術後に起こりうる問題とは?
本事例は術後のリハビリをしっかり受けていらっしゃる方でしたが、足首の関節可動域とバランスに問題を抱えていました。長期間のギプス固定の影響もあり、下腿部の筋肉は健側と比べてひとまわり以上、痩せ細っていました。また、痛めた恐怖が潜在意識下にあり、荷重を思い切ってできないことによりマッスルインバランスも発生。
実施した評価例
- 距腿関節底背屈可動域
皮膚拘縮もあるため、皮膚の引きつり感などもありましたが、やや可動域の低下がみられていました。ただ、リハビリにも通われていたので、可動域の経過については、病院に任せることにしました。 - クォータースクワット
初動時のモーメントをチェック。股関節伸展モーメントが優位なのか、膝関節屈曲モーメントが優位になっているのか確認することにより、日頃どこの筋肉を使っているのかを予測することができる。本事例では膝関節屈曲モーメントが優位だったので、股関節伸筋群などが使えておらず、下位関節への負担が大きくなりがちな状態だと判断。
改善アプローチ3STEP
- 可動域の向上
主に病院で取り組んで頂く。患部以外にも股関節や脊柱にもタイトネス箇所があったため、局所に追加してアプローチ。体幹はどこに置くのかによって下肢への負担量が変わりますが、可動域が不足しているとコントロールが難しくなるので、体幹可動域も重視する。 - 上半身と下半身の協調性UP
全身がバラバラと動いている状態では、再受傷リスクも高まるので、予防的観点からも取り組む必要がある。例えば、振り向いたりする際に首や膝、足首など末端部分を中心にひねりを突発的に加えると支える能力が弱い部位に体重の大部分がかかってしまうので、負荷がかかりにくいように連携を高める。 - 日常生活指導
意識そのものが向上するだけで股関節伸展モーメントがUPすると判断したため、立ち座りする時の動作を徹底指導。お尻を突き出しながら、膝が前方に出ないように注意しながら椅子に座って頂き、体幹を前方に傾け、骨盤を前傾位にした状態をつくってから立ち上がってもらうように癖づけて頂く。




